2023年8月23日

『五液と五臓: カラダのサインを読み解く健康法』

私たちの身体は、時折さまざまな分泌物を通じて健康の状態を示しています。
この分泌物と五臓の関係性は、臓器からのサインとしての視点からも興味深いものとなっています。

 

五つの分泌物は、
「涙(なみだ)」
「汗(あせ)」
「涎(よだれ)」
「涕(はなみず)」
「唾(つば)」
これらをまとめて「五液」と称し、それぞれが五臓と関連づけられています。

 

涙は「肝」
汗は「心」
涎は「脾」
涕は「肺」
唾は「腎」
と、それぞれが連動していると考えられています。

 

一例ですが、「涕」つまり鼻水は肺と関係があります。
季節の変わり目や寒暖差が大きいとき、特に秋の訪れとともに空気は冷たくなる時期など、鼻水が増えることがあり、これは肺が冷えを感じているサインとなります。

 

季節の変化や身体の状態に応じて、これらの分泌物が増えたり減ったりすることがあります。
急な変化に気づいたら、それは体内のバランスが崩れている可能性を示しているかもしれません。

 

このように五液と五臓の関連性は、身体の声を聴きながら健康を守る方法の一つと言えるでしょう。
日常生活の中で、自分の身体と向き合いながら、健やかな毎日を過ごすためのヒントを見つけてみましょう。

 

 

ー 体の不調や体質改善などお気軽にお問い合わせください。 ー